世界王者が母校に凱旋です。ボクシングＷＢＡ世界フライ級で岡山県内のジムに所属する選手として初の世界王者になったユーリ阿久井政悟選手が母校の倉敷市の高校を訪れ、後輩たちから祝福されました。

「ＷＢＡ世界フライ級チャンピオンユーリ阿久井政悟！」

大きな拍手で迎えられた倉敷守安ジム所属のユーリ阿久井政悟選手。１月に行われた世界タイトル戦で２２戦無敗の王者を破り岡山県内のジムに所属する選手として初の世界王者となりました。

２月１５日に母校の倉敷翠松高校を訪問し、フィギュアスケートの高橋大輔さんや町田樹さんに続く３人目の学園栄誉賞が授与されました。

（生徒代表）
「この学校から世界チャンピオンが輩出されたことをとてもとても誇りに思っている」

生徒代表からお祝いの言葉が贈られるとユーリ阿久井選手は後輩たちを前に今後の活躍を誓いました。

（ユーリ阿久井政悟　選手）
「翠松高校の皆さんの応援のおかげでベルトをとることが出来た。今後もこのベルトを守り続けてもっと上を目指して頑張っていくのでよろしくお願いします」

母校を訪れるのは数年ぶりというユーリ阿久井選手、笑顔で生徒たちの質問に答えたり、シャドーボクシングを披露したりしました。

（ユーリ阿久井政悟　選手）
「久々に翠松高校に来てすごい懐かしい気持ちと在校生も祝福してくれてすごいうれしい。翠松高校で育ってそれが今に生きていると思うので今の学生生活をしっかり楽しんでほしい」

ユーリ阿久井政悟選手は、５月に初の防衛戦が予定されていて、２月１４日から練習を再開したということです。