３月定例真庭市議会が２月２１日に開会し、ＪＲ姫新線の利用促進を目的に、ＪＲ西日本の株式を取得する費用として、１億円を盛り込んだ２０２４年度当初予算案などが提案されました。

（真庭市　太田昇市長）
「 ＪＲ西日本の株式を取得する手法で 経営参加して、地域の足を守る立場と利用者のサービスの平等性の観点から、ＩＣＯＣＡ導入等による利便性向上とＪＲ線の存続を訴える」

本会議では一般会計の総額で約３４６億円の２０２４年度当初予算案など３８議案が提案されました。予算案ではＪＲ西日本の株式を取得するための費用、１億円が盛り込まれています。

真庭市内を通るＪＲ姫新線では利用者の低迷が続いていて、市は株式を取得し経営に関わることで路線の重要性を訴える発言力を高めるとともに株式で得た配当金を利用促進のイベントなどに活用するとしています。

３月定例真庭市議会は３月７日から一般質問が始まり２２日に閉会する予定です。