2024.02.27
「続柄が長男に…」無手術で戸籍上の性別変更が認められた岡山県の当事者に戸籍交付 女性との婚姻届提出へ
性同一性障害と診断され、生殖能力をなくす手術をせずに2月、戸籍上の性別変更が認められた岡山県新庄村の当事者が2月27日、女性から男性へ変更された戸籍謄本を受け取りました。
岡山市役所を訪れたのは、岡山県新庄村に住む臼井崇来人さん(50)。27日、女性から男性へ変更された戸籍謄本を窓口から受け取りました。 (臼井崇来人さん)
「続柄が長男になっている」 「感慨深い。待ちに待った感じ、しみじみとする」 約10年前に性同一性障害の診断を受け男性として生活している臼井さん。 最高裁が2023年10月、戸籍上の性別変更に生殖機能をなくす手術が必要だとする法律の要件について「違憲」と判断したことを受けて、臼井さんは2023年12月、手術を受けずに性別変更を認めるよう岡山家裁津山支部に申し立てを行い、2月7日に認められました。 (臼井崇来人さん)
「自分で性別は見た目ではないといっても、たわ言だと思われていることもある。(戸籍が変わったことで)公的にも認められた感じがして安心」 臼井さんは女性のパートナー(46)とその息子(14)と暮らしていて、2016年に婚姻届を提出しましたが、受理されませんでした。 今回の戸籍変更で改めて、3月15日に婚姻届を提出することにしています。 (臼井崇来人さん)
「見えない壁があってそれが解消されると思うとほっとする気持ち。家族として1つ前に駒を進められたかな」
「(自分と同じような人が)正々堂々と自分らしく生きる希望になれば」
岡山市役所を訪れたのは、岡山県新庄村に住む臼井崇来人さん(50)。27日、女性から男性へ変更された戸籍謄本を窓口から受け取りました。 (臼井崇来人さん)
「続柄が長男になっている」 「感慨深い。待ちに待った感じ、しみじみとする」 約10年前に性同一性障害の診断を受け男性として生活している臼井さん。 最高裁が2023年10月、戸籍上の性別変更に生殖機能をなくす手術が必要だとする法律の要件について「違憲」と判断したことを受けて、臼井さんは2023年12月、手術を受けずに性別変更を認めるよう岡山家裁津山支部に申し立てを行い、2月7日に認められました。 (臼井崇来人さん)
「自分で性別は見た目ではないといっても、たわ言だと思われていることもある。(戸籍が変わったことで)公的にも認められた感じがして安心」 臼井さんは女性のパートナー(46)とその息子(14)と暮らしていて、2016年に婚姻届を提出しましたが、受理されませんでした。 今回の戸籍変更で改めて、3月15日に婚姻届を提出することにしています。 (臼井崇来人さん)
「見えない壁があってそれが解消されると思うとほっとする気持ち。家族として1つ前に駒を進められたかな」
「(自分と同じような人が)正々堂々と自分らしく生きる希望になれば」