2024.02.27
JR四国で観光列車を手掛ける社員デザイナーに弟子入り!若手社員が学ぶ大切なこと【さぬきのプラス香川】
知っていると得する香川の豆知識のコーナー、「さぬきのプラス」です。JR四国で活躍する社員デザイナーのもとで、修行を続ける若手社員がいます。何を学んでいるのでしょうか。
(前川裕喜記者)
「列車の先端に付けるヘッドマークです。若手社員がデザインしたもので、細やかなタッチが女性らしいセンスを感じる」 (JR四国営業部 田川瑠香さん)
「弁当が春らしく優しい味わいで、弁当に合うように色合いを華やかにした」 1月30日、記者会見に臨むJR四国営業部の田川瑠香さん(28)。包装紙のデザイン担当として四国こんぴら歌舞伎大芝居の弁当をPRしました。 田川さんの師匠は同じ営業部所属の社員デザイナー、松岡哲也さん(55)です。松岡さんは主に列車のデザインを担当し、人気が高まるJR四国の観光列車もすべて手がけてきました。 (JR四国営業部 松岡哲也さん)
「(Q:社員がデザインする意味)(デザインを)外注すると会議で集まり、成果物をもらってその都度、意見をすり合わせる。我々はシームレス(つなぎ目なし)に、気になった時に(社員同士で)相談できる。(関係する社員)みんなで作れるというメリットがある」
田川さんはさぬき市出身で、高松工芸高校、筑波大学で美術を専攻後、2018年に入社しました。車掌などを経験しましたが、デザインをやりたいと自ら売り込みました。 (田川瑠香さん)
「記事でJR四国の観光列車は社員がデザインしていると知っていて、社内の子供向けイベントでクオカード(プリペイドカード)を配る時、カードのデザインをできないかと担当の同期社員から話があり、勝手に(デザインを)描いた」 (松岡哲也さん)
「総務を通じて、この(田川さんの)イラストを使っていい(と聞かれ)、こんなかわいいの誰が描いているの?すごい子が入ってきたなと」 田川さんは、模型作りが得意な社員、森田健嗣さん(30)と一緒に、松岡さんの業務を手伝っています。 2023年12月には、座席のデザインを任された車両の営業運転も始まりました。実績をあげる中、「社員デザイナー」として大切なことを学んでいます。 (田川瑠香さん)
「(デザインを)ダイヤの形にして、海や空のキラキラを表現した」 (松岡哲也さん)
「ちょっと細かい模様が入ると、大量生産するとコストに関わる。最後はこの案からもう少しシンプルなものにした」 (田川瑠香さん)
「(指摘は)考えもしてなかったが、列車はコスト面も考えないといけないと、すごく勉強になった」
「社員デザイナー」として目指すものは・・・。
(田川瑠香さん)
「一番は客に明るい、楽しい気持ちになってもらい、旅行を楽しめるデザインを作りたい。他部署の意見を聞きながら、会社の意見や思いを伝えるものを作りたい」 やる気のある社員を伸ばし、ブランド力アップを目指すJR四国。今後どのような価値を創造できるか注目されます。
(前川裕喜記者)
「列車の先端に付けるヘッドマークです。若手社員がデザインしたもので、細やかなタッチが女性らしいセンスを感じる」 (JR四国営業部 田川瑠香さん)
「弁当が春らしく優しい味わいで、弁当に合うように色合いを華やかにした」 1月30日、記者会見に臨むJR四国営業部の田川瑠香さん(28)。包装紙のデザイン担当として四国こんぴら歌舞伎大芝居の弁当をPRしました。 田川さんの師匠は同じ営業部所属の社員デザイナー、松岡哲也さん(55)です。松岡さんは主に列車のデザインを担当し、人気が高まるJR四国の観光列車もすべて手がけてきました。 (JR四国営業部 松岡哲也さん)
「(Q:社員がデザインする意味)(デザインを)外注すると会議で集まり、成果物をもらってその都度、意見をすり合わせる。我々はシームレス(つなぎ目なし)に、気になった時に(社員同士で)相談できる。(関係する社員)みんなで作れるというメリットがある」
田川さんはさぬき市出身で、高松工芸高校、筑波大学で美術を専攻後、2018年に入社しました。車掌などを経験しましたが、デザインをやりたいと自ら売り込みました。 (田川瑠香さん)
「記事でJR四国の観光列車は社員がデザインしていると知っていて、社内の子供向けイベントでクオカード(プリペイドカード)を配る時、カードのデザインをできないかと担当の同期社員から話があり、勝手に(デザインを)描いた」 (松岡哲也さん)
「総務を通じて、この(田川さんの)イラストを使っていい(と聞かれ)、こんなかわいいの誰が描いているの?すごい子が入ってきたなと」 田川さんは、模型作りが得意な社員、森田健嗣さん(30)と一緒に、松岡さんの業務を手伝っています。 2023年12月には、座席のデザインを任された車両の営業運転も始まりました。実績をあげる中、「社員デザイナー」として大切なことを学んでいます。 (田川瑠香さん)
「(デザインを)ダイヤの形にして、海や空のキラキラを表現した」 (松岡哲也さん)
「ちょっと細かい模様が入ると、大量生産するとコストに関わる。最後はこの案からもう少しシンプルなものにした」 (田川瑠香さん)
「(指摘は)考えもしてなかったが、列車はコスト面も考えないといけないと、すごく勉強になった」
「社員デザイナー」として目指すものは・・・。
(田川瑠香さん)
「一番は客に明るい、楽しい気持ちになってもらい、旅行を楽しめるデザインを作りたい。他部署の意見を聞きながら、会社の意見や思いを伝えるものを作りたい」 やる気のある社員を伸ばし、ブランド力アップを目指すJR四国。今後どのような価値を創造できるか注目されます。