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2024.02.29

豪雨を経て…2代目の竹雛も登場の倉敷雛めぐり 船穂町ではスイートピーに彩られ6年ぶりの開催【岡山】

倉敷市内の観光スポットや商店街にひな人形を飾る「倉敷雛めぐり」が開催中です。船穂地区では6年ぶりに展示が復活し、あでやかな人形が迎えてくれます。

倉敷市船穂町では6年ぶりの開催となる雛めぐり。会場には市民から寄付された七段飾りなど4組が展示されています。

ひな人形をさらに華やかに彩るのが船穂町特産のスイートピーです。

地元の商工会女性部のメンバーが持ち寄った花とひな人形が優雅に共演します。

(真備船穂商工会女性部 淺原志津子部長)
「水害があってコロナがあった。イベントができることを心から喜んでいる。地域の園児が、かわいいお雛さまを作ってくれて、6年ぶりにこの会場で1人でも多くの方が足を運んで楽しいひと時を過ごしてもらえれば」

(平野桂子記者)
「マービーふれあいセンターでも立派なひな人形が。中でも注目は特産のタケで出来た竹雛」

地元の竹細工作家、佐名木紀さんが手掛けたこの作品。西日本豪雨で過去に製作したひな人形が水没したため、2代目のひな人形として約1年かけて新たに作り上げたものです。

真備船穂雛めぐりは3月10日まで開催され、船穂公民館では3月2日、甘酒の振舞いなどのイベントも行われます。