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2024.03.08

“堅守速攻”で4年連続の全国目指す バスケットボール女子・岡山市立竜操中学校【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、2023年12月に行われた、西日本中学生バスケットボール交歓大会・女子の部で優勝した、岡山市立竜操中学校です。

■「厳しいディフェンス」発揮し4回目の優勝

12月26日から3日間、岡山市東区の六番川水の公園体育館などで行われた「西日本中学生バスケットボール交歓大会」。近畿中四国から、中学校やクラブチーム男女各18チーム集まりました。上位4チームで争われる女子決勝リーグには、地元・岡山から3チームが進出。竜操中学校は3勝0敗で、2大会ぶり4回目の優勝を決めました。

決勝リーグの倉敷北中学校戦は、1点ビハインドでハーフタイムに突入。「ディフェンスをもっと詰める、相手の3Pシュートに対しチェックに行く」ことを再確認すると、第3クオーター開始直後、身長168cmのセンター・田中菜実選手(1年)のミドルシュートで逆転。粘る相手を振り切り、56-47で逆転勝利を飾りました。

佐藤綾乃主将(2年)は「厳しいディフェンスが効き、フリースローが入っていた。特に門田萌果選手(1年)が攻めてファウルをもらって(得点につなげられた)」と大会を振り返りました。大会の優秀選手にあたる“ベスト5”には、佐藤・門田両選手が選ばれました。

■自慢の「堅守速攻」と「スタミナ」で目指す全国大会出場

全国中学校大会に過去7回出場し、2022年には3位の成績を残している竜操中学校。自慢は「堅守速攻」と 週7回の練習で身につけた「スタミナ」です。

平日は2時間、休日は3時間の練習で「ディフェンスの強化」と「声出し」に力を入れてきました。大会ではその成果が発揮できましたが、一方、シュートが決まらず、相手にリードを許す試合もあっただけに、「シュートの確率を上げること」は課題です。

1つ1つのプレーの精度を上げ、夏に新潟県で開催される全中へ4年連続の出場を目指します。

(前列左から)宮川瑞希選手(2年)、中村粋(すい)選手(1年)、門田萌果選手(1年)、中村莉碧選手(2年)主将・佐藤綾乃選手(2年)
(後列左から)池田桃華選手(1年)、片山千紘選手(1年)、川崎燈夏莉選手(1年)、田中菜実選手(1年)