明治安田Ｊ２リーグ、首位のファジアーノ岡山は３月２４日、アウェーで２０位の群馬に逆転勝利し、リーグ戦でクラブ記録タイの４連勝を収めました。

首位キープの立役者は２０２４シーズン初出場となった注目の外国人選手でした。

リーグ戦は開幕から５戦負けなし、３連勝中で首位を走るファジアーノ。試合が動いたのは後半３分、柳貴博のオウンゴールで相手に先制を許し、追いかける展開となります。

後半８分、同点ゴールを決めたのは２０２４シーズン、リーグ戦初スタメンの仙波大志。ペナルティエリア手前から右足を振り抜き、結果を残します。

後半２４分には、ブラジル出身でＪ１名古屋などで活躍したガブリエル シャビエルが途中出場。２４年の補強の目玉が、２０２４シーズン初めてピッチに立ちます。

試合終了間際、そのシャビエルが仕事を果たしました。グレイソンが胸で落としたボールを右足でゴールに流し込み移籍後初ゴール。デビュー戦でチームを勝利に導きました。

２対１で、逆転勝利を収めたファジアーノ。クラブ記録に並ぶ４連勝で首位キープです。

（移籍後初ゴール　ファジアーノ岡山　８　ＦＷ ガブリエル シャビエル選手）
「勝ち越しゴールを決められて非常にうれしい。長い離脱をしたがチームに戻り、デビュー戦でゴールを決めて良かった」

一方、２０２４シーズンまだ勝ち星の無いＪ３のカマタマーレ讃岐はきのうホームで奈良と対戦。先制を許しましたが、試合終了間際に追いつき１対１の引き分けとなっています。