OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
5季ぶりのプレーオフ!張本擁する琉球に勝利も…リベッツ、初優勝に一歩届かず プレーに悔いなし【岡山】

2024.03.25

5季ぶりのプレーオフ!張本擁する琉球に勝利も…リベッツ、初優勝に一歩届かず プレーに悔いなし【岡山】

東京で行われた卓球Tリーグの頂上決戦。3月22日・23日、5シーズンぶりにプレーオフに臨んだ岡山リベッツは、初優勝まで一歩届かず、準優勝に終わりました。

Tリーグ、上位3チームのトーナメント方式で争うプレーオフ。5シーズンぶりに臨んだ3位のリベッツは準決勝で2位の琉球と対戦しました。

リベッツはダブルスで敗れましたが、元中国代表のヤンアンがパリオリンピック日本代表の張本智和をストレートで破るなど、シングルスで3勝を挙げ、マッチカウント3対1で琉球を撃破。決勝に駒を進めました。

初優勝がかかった23日の決勝は、1位の木下と対戦。ダブルスでは丹羽孝希とヤンアンのペアが戸上隼輔・篠塚大登のパリオリンピック日本代表ペアと激突しました。

ハイレベルな戦いとなりましたが、フルゲームの接戦を制し、五輪ペアを破ります。

初優勝に向け、幸先の良いスタートを切りましたが、この日はシングルスで苦戦します。準決勝で勝利を収めたエースの40歳、元中国代表のハオ シュアイが2023-24シーズンMVPに輝いた台湾代表のリンユンジュに敗れ、試合は振り出しに戻ります。

続いては白神監督が勝敗のカギを握ると語ったヤンアンと、2月の世界選手権・日本代表、16歳・松島輝空の対戦。ヤンアンは粘りを見せます。

しかし、松島の強気な攻めに押され、敗れてしまいます。

後が無くなったリベッツは準決勝でオリンピックメダリストを破った19歳・吉山僚一が戸上と対戦。「まだまだ実力が足りなかった」と語った吉山は気迫のこもったプレーを見せる戸上に圧倒されました。

リベッツはマッチカウント3対1で木下に敗れ、Tリーグ初優勝とはなりませんでしたが、過去最高に並ぶ準優勝で2023-24シーズンを終えました。

(岡山リベッツ 丹羽孝希主将)
「たくさんのファンの人が来てくれて本当に力になりましたし、結果敗れたんですけど、みんな悔いがないプレーができたかなと思っています」

(岡山リベッツ 白神宏佑監督)
「ファンの夢、選手たちの夢、僕の夢っていうのを一身に背負って今回は戦ったので・・・。さすが王者だなというところで、ちょっと優勝はお預けで、また優勝狙いたいなと思います」