2024.04.19
国内への普及が課題も…EV販売台数世界一のBYDが中国地方初出店の地に選んだのは「岡山」その狙いは?
電気自動車で販売台数世界一を誇る中国のBYDが、4月20日、中国地方初となるショールームを備えた販売店をオープンします。その狙いと電気自動車の可能性を取材しました。
(佐藤理子アナウンサー)
「2035年には5700万台規模ともいわれる世界の電気自動車市場。BYDの岡山上陸でどう変わっていくのでしょうか?」
岡山市中区に20日オープンする「BYD AUTO 岡山」。BYDの中国地方初となるショールームを備えた販売店です。
BYDは2023年、世界のEV市場をけん引してきたアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」の販売台数を第四四半期に初めて上回り、世界トップとなりました。
(BYD Auto Japan 東福寺厚樹社長)
「長年日本ではなかなかEVが普及しないと言われてきたが、お客様から見てたくさんの車を選べる状況になれば選んでもらえるチャンスも増える」
BYD最大の強みは圧倒的なコストパフォーマンス。もともと、バッテリーメーカーとして創業したため、電気自動車の心臓部にあたる電池を自社で安く生産できることに加え、半導体や車体など、主要部品の多くを自社で手掛けるためコストを抑えられるとしています。
主な車種は、コンパクトSUVの「BYD ATTO3」が450万円から、一回り小さい「BYD DOLPHIN」が363万円からです。店では、実際に2車種に試乗することができます。
(佐藤理子アナウンサー)
「アクセルを踏んだ瞬間から、スッと滑らかに進みます。走行音もなくて、快適ですね。これは運転するのが楽しくなります」
「ATTO3」は1回の充電で最大470キロ走行することができます。店では、日本人のニーズに応える丁寧な接客サービス体制を整備していて、年内に200台の販売が目標です。
2023年の電気自動車の普及率は、中国の22%などに対し、日本はわずか2.28%。電気自動車に欠かせない充電設備も少なく、普及への課題となっています。
(BYD Auto Japan 東福寺厚樹社長)
「(岡山は)中国地方の中心地の一つだと思う。我々BYDブランドの持っている特性をよりアピールして、お客様を増やしていきたい」
ショールームを備えたBYDの販売店は、2024年2月にオープンした高松店など現在全国に25あり、2025年中に100店舗を目指しているということです。
(佐藤理子アナウンサー)
「2035年には5700万台規模ともいわれる世界の電気自動車市場。BYDの岡山上陸でどう変わっていくのでしょうか?」
岡山市中区に20日オープンする「BYD AUTO 岡山」。BYDの中国地方初となるショールームを備えた販売店です。
BYDは2023年、世界のEV市場をけん引してきたアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」の販売台数を第四四半期に初めて上回り、世界トップとなりました。
(BYD Auto Japan 東福寺厚樹社長)
「長年日本ではなかなかEVが普及しないと言われてきたが、お客様から見てたくさんの車を選べる状況になれば選んでもらえるチャンスも増える」
BYD最大の強みは圧倒的なコストパフォーマンス。もともと、バッテリーメーカーとして創業したため、電気自動車の心臓部にあたる電池を自社で安く生産できることに加え、半導体や車体など、主要部品の多くを自社で手掛けるためコストを抑えられるとしています。
主な車種は、コンパクトSUVの「BYD ATTO3」が450万円から、一回り小さい「BYD DOLPHIN」が363万円からです。店では、実際に2車種に試乗することができます。
(佐藤理子アナウンサー)
「アクセルを踏んだ瞬間から、スッと滑らかに進みます。走行音もなくて、快適ですね。これは運転するのが楽しくなります」
「ATTO3」は1回の充電で最大470キロ走行することができます。店では、日本人のニーズに応える丁寧な接客サービス体制を整備していて、年内に200台の販売が目標です。
2023年の電気自動車の普及率は、中国の22%などに対し、日本はわずか2.28%。電気自動車に欠かせない充電設備も少なく、普及への課題となっています。
(BYD Auto Japan 東福寺厚樹社長)
「(岡山は)中国地方の中心地の一つだと思う。我々BYDブランドの持っている特性をよりアピールして、お客様を増やしていきたい」
ショールームを備えたBYDの販売店は、2024年2月にオープンした高松店など現在全国に25あり、2025年中に100店舗を目指しているということです。