世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級タイトルマッチは王者のユーリ阿久井政悟（倉敷市・倉敷守安）が挑戦者の桑原拓（大橋）に判定勝ちし、初防衛に成功しました。

倉敷市の倉敷守安ジム所属で２０２４年１月に行われた世界タイトル戦に勝利し岡山県内のジムに所属する選手で初めての世界王者となったユーリ阿久井政悟。初の防衛戦の対戦相手はＷＢＡ世界フライ級３位の桑原拓です。

２０２１年７月の日本フライ級タイトル戦で戦って以来、３年ぶりの対戦です。第２ラウンド、ユーリが開始から左ジャブを突いて前に出ます。１分５０秒過ぎにユーリの強烈な右ストレートがヒット。第４ラウンドは桑原もいい動きを見せ、両者の攻防が続きます。

リングを大きく使う桑原を追い込むユーリ。第９ラウンド、ユーリのボディーブロー連打が決まり、中盤もユーリが桑原を追い回してパンチをたたきつけます。

１２ラウンドを戦い抜いた２人。ユーリ阿久井政悟が判定勝ちで見事、初防衛に成功しました。