明治安田Ｊ２リーグ、６位のファジアーノ岡山は５月１９日、ホームで８位の甲府と対戦。５試合ぶりの勝利を収めました。

相次ぐケガ人や出場停止の影響で前節からスタメンを４人入れ替えたファジアーノ。高卒ルーキーの藤井葉大がＪリーグデビューを果たしました。

試合が動いたのは前半１１分、相手キーパーのパスミスを逃さなかった岩渕弘人が右足でシュート。ファジアーノが早い時間に先制します。

複数回あった相手の決定機は守護神のスベンドブローダーセンがファインセーブでしのぎ、高い攻撃力を誇る甲府に対し、得点を与えません。

そして、後半３７分には、輪笠祐士のパスからルカオがゴールを決めて追加点。訪れた多くのサポーターとともに喜びを分かち合います。

２対０で５試合ぶりの勝利を収めたファジアーノ。ケガ人が相次ぐ中、上位に食らいつく勝ち点３で６位をキープしています。

（ファジアーノ岡山　木山隆之監督）
「いろいろな選択肢を考えながらやった、最後に藤井を使えと神様が言ったような・・。あんまりこういう感情で選手を見ることない。苦しい中で本当にやり切ったと思うし、根性見せたと思うので、良かった」

一方、Ｊ３のカマタマーレ讃岐は首位の大宮に２対０で敗れました。順位は１８位のままです。