国の重要文化財に指定されている倉敷市の旧野崎家住宅でサツキが見頃となっています。

鮮やかな赤い花が訪れる人の目を引き付けます。倉敷市児島味野の国指定重要文化財旧野崎家住宅。約３０００坪の敷地には１２０本のサツキが植えられていて、毎年この時期屋敷を彩ります。

江戸時代後期に塩田開発で財を成した野崎武左衛門が建てた表書院の庭園では、５月中旬から花が咲き始め現在７分から８分咲きとなっています。訪れた観光客は、風情ある枯山水の庭で咲き誇るサツキを楽しんでいました。

（東京から訪れた観光客）
「こんなきれいな色が咲くと思わなかったのでちょうどこの時期に来られてよかった」

（旧野崎家住宅　宮崎健司学芸員）
「江戸時代から作られた建物、枯山水の庭園、茶室などと一緒に見てもらってサツキの花を楽しんでもらいたい」

旧野崎家住宅のサツキは、６月上旬まで楽しめるということです。