2024.06.01
二酸化炭素排出量を約50%カット さぬき市の日本興業「低炭素型コンクリート」開発【香川】
さぬき市の日本興業は製造過程で二酸化炭素の排出量を約50%カットする低炭素型コンクリートを開発したと発表しました。
新しく開発したのは低炭素コンクリート「Necoコンクリート」です。この製品は製造する際、材料に使うセメントの55%を鉄鋼を生産する際に出る、「高炉スラグ」の微粉末や、火力発電などで出る石炭灰に置き換えることで、製造過程で出る二酸化炭素を約50%減らすことができたということです。
新しいコンクリートは一般的なコンクリートと同等の強度と施工性を保持しているとしていて、価格も一般的なものの同程度としています。
日本興業の調べではコンクリートの材料、セメントを1トン作る場合、製造時の焼成工程で約770キロの二酸化炭素を排出していますが、セメントの代わりにスラグなどの産業副産物を使うことで二酸化炭素排出量を減らし、省資源化やリサイクルにも貢献できるとしています。
日本興業では2040年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標を掲げていて、この商品は6月から本格的に販売を始めます。
新しく開発したのは低炭素コンクリート「Necoコンクリート」です。この製品は製造する際、材料に使うセメントの55%を鉄鋼を生産する際に出る、「高炉スラグ」の微粉末や、火力発電などで出る石炭灰に置き換えることで、製造過程で出る二酸化炭素を約50%減らすことができたということです。
新しいコンクリートは一般的なコンクリートと同等の強度と施工性を保持しているとしていて、価格も一般的なものの同程度としています。
日本興業の調べではコンクリートの材料、セメントを1トン作る場合、製造時の焼成工程で約770キロの二酸化炭素を排出していますが、セメントの代わりにスラグなどの産業副産物を使うことで二酸化炭素排出量を減らし、省資源化やリサイクルにも貢献できるとしています。
日本興業では2040年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標を掲げていて、この商品は6月から本格的に販売を始めます。