パリオリンピックマラソンの日本代表、天満屋の前田穂南選手（２７）が６月２日、岡山市で報道陣に練習を公開しました。８月の本番に向け調整は順調のようです。

２０２４年１月の大阪国際女子マラソンで日本記録を更新し、パリオリンピックへの切符を手にした前田穂南選手。その後は休養し、本格的に練習を始めたのは４月。パリのコースに適した新しいシューズを試しながら徐々に走るための体づくりを行っていて、５月の仙台国際ハーフマラソンで優勝するなど、これまでの調整は順調に進んでいるということです。

（パリ五輪日本代表　天満屋　前田穂南選手）
「（パリは）起伏があるコースで過酷なレースになると思うので、しっかり足づくりをして準備し、良い状態でスタートラインに立てたら」

前田選手は６月中旬からアメリカで心肺機能を強化する高地トレーニングに励み、そのままパリへと向かう予定です。