西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町に整備されていた「まびふれあい公園」が７月３日に開園しました。開園式の会場から中継です。

（中西源太記者）
「開園式が行われている「まびふれあい公園」です。復興のシンボル、そして今後の防災拠点として整備されてきた公園が開園しました。６年前の西日本豪雨で決壊した小田川の堤防の場所に整備されていて敷地面積は４．５ヘクタール。あちらに見える建物は災害時の物資などが備蓄されている施設で、普段は利用者が自由に入ることができ、交流イベントなども開催されています。公園内に５か所あるマンホールは上に便座やパネルを設置するとトイレとして活用できる他、かまどベンチなどもあり、災害時には約８４０人の受け入れが可能な避難場所となります。また、備蓄倉庫には約３００人分の食料や日用品が備えられています。式では建設に携わった建築家の隈研吾さんらがテープカットして開園を祝いました」

（倉敷市　伊東香織市長）
「災害の経験や教訓をこれから伝えていかなければならない場所。真備の復興のシンボル。魅力発信できる場として、いろいろな利用をお願いしたい」

（中西源太記者）
「「まびふれあい公園」では今後、さまざまなイベントが予定されていて、地域の交流拠点としてもこの真備町で大きな存在感を示すことになりそうです」