８月から週５往復に増便される岡山ーソウル線について、７月５日、岡山県と韓国の仁川国際空港が、利用促進に向けた協力をするための覚書を交わしました。

岡山県庁で行われた締結式には、岡山県の伊原木隆太知事と韓国の仁川国際空港の申東益エグゼクティブ・ディレクターが出席し、連携協定の覚書にそれぞれ署名しました。

覚書では、岡山県と仁川国際空港が共同でプロモーションを行うことや、互いに情報交換や情報発信することなど、利用促進に向け連携するとしています。仁川国際空港が、日本の自治体と覚書を交わすのは、新潟・青森・静岡に続き岡山県が４例目です。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「韓国において岡山のプロモーションをしていただける、ラウンジですとか、いろいろな所でしていただけるのは単純にありがたいこと、それによって韓国からの観光客が増えることも期待できる、我々にとってはありがたいこと」

（仁川国際空港公社　申東益エグゼブティブ・ディレクター）
「来月大韓国航空が週３往復から週５往復に増便するこれをきっかけにより多くの人に岡山に来てほしい」

コロナ禍に運休していた岡山ーソウル線は、２０２３年１０月から週３往復で再開していて、８月３日からは、週５往復に増便されます。岡山県は、世界屈指のハブ空港である仁川国際空港を通じて、世界中からのインバウンド効果を期待したいとしています。