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2024.07.07

西日本豪雨6年 真備町の治水対策完了で記念碑【岡山・倉敷市】

西日本豪雨から6年。被災地、倉敷市真備町では、2024年3月に大規模な治水対策が完了したことを受け、7月7日、記念碑の除幕式が行われました。

式には地域の住民や市の職員など約50人が集まりました。記念碑は、高さ約1.5メートル、幅約3メートル。水が逆流して氾濫の原因となった小田川と高梁川のかつての合流点の近くに市と国が設置しました。国などが行った治水工事では合流点を下流に移して貯水池を経由できるようにしていて、記念碑には新しい川の流れも描かれました。また裏には、治水対策の歴史や経緯なども記され、防災への意識を高める役割も担います。

(倉敷市 伊東香織市長)
「2018年7月の豪雨災害の記憶、様々な教訓を後世に伝えていく。そういう碑となることを心から祈念しており、日頃から安全への備えをみんなで行っていこう。そういう思いをつないでいく場所となることを祈念している」