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2024.07.08

円安が”暗い影” 飼料価格は3年前の1.5倍に…畜産関係者が岡山県に支援求める【岡山】

円安などの影響で輸入品の価格が上昇する中、畜産の飼料価格も高騰しています。岡山県内の畜産関係者らが支援を求め7月8日、県に要望書を提出しました。

畜産関係の6つの団体の代表者が県庁を訪れ、中山農林水産部長に支援を求める要望書を手渡しました。要望では、畜産や養鶏の飼料価格の高止まりが続き、経営を圧迫しているとして、生産者への補助制度の拡充を国に働きかけること、国産飼料の生産、利用拡大に向けたシステムの構築などを求めています。

(岡山県養鶏協会 安原健二会長)
「県が飼料費の補填などを考えてもらえれば目的は達成する。」

(岡山県農林水産部 中山均部長)
「飼料費が高いということを国に対しても要望をしていきたい」

現在、畜産農家が負担している飼料費は1トン当たり9万円で3年前と比べ約1.5倍に上昇していて、県は今後も、施策を継続するとしています