２０２４年６月に岡山県和気町の障害者支援施設で入所者の男性にケガをさせたとして傷害の疑いで逮捕された３７歳の施設職員の男がこの入所者に対する足を蹴るなどの暴行の容疑で９日、再逮捕されました。

再逮捕されたのは、岡山県和気町の障害者支援施設「ぽれぽれ」に勤務する田端裕喜容疑者（３７）です。

警察の調べによりますと田端容疑者は、６月４日から１１日までの間の３日間、施設内の廊下や庭で入所者の５０代男性に対し、右脇腹や足を蹴るなど暴行した疑いです。田端容疑者は、施設の生活支援員として、入所者の食事などの介助をしていて、調べに対し、田端容疑者は、「入所者の行動にイライラして蹴ってしまった」と容疑を認めているということです。

田端容疑者は６月、この入所者に対し、施設内で複数回、顔を壁に打ち付けるなどし、顎にケガをさせたとして傷害の疑いで逮捕されていて、入所者は、このケガをした後体調が急変し、急性心不全で亡くなっています。