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2024.07.16

「ありがとう。そしてさようなら」高松市で解体を控える校舎に全校児童約290人が感謝の壁画【香川】

60年近く親しまれた学び舎(や)に別れです。間もなく解体される校舎との思い出を作ろうと、高松市の小学校で7月16日、校舎に絵を描くイベントが行われました。

(中村香月記者)
「高松市の小学校です。間もなくお別れする校舎に、児童たちがかわいらしい絵を描いて、感謝の気持ちを伝えています」

高松市の香南小学校。現在の校舎は、1966年に建てられたもので、60年近く使われてきましたが、老朽化で間もなく取り壊されます。

校舎との思い出を残そうと、2023年から記念イベントが行われていて、16日がその集大成。全校児童約290人が思い思いの絵やメッセージを描いていました。

■夢中で描いた約2時間

■お絵描きは至る所に

(児童は…)
「楽しかった。いろいろな思い出ができた」
「この校舎で友達と仲良くしてきたからハートを描いた」
「『ありがとう。そしてさようなら』と描いた。雨の日は教室で過ごしたり、いろいろな思い出がある」
「きれいなのは虹しかないと思い、虹を提案して描いた。校舎とお別れするのは嫌だが、描けて楽しかった」
「新校舎でも頑張る。(Q:何を?)勉強。(Q:テスト何点取る?)100点!」

香南小学校では7月18日に校舎のお別れ会が開かれ、2学期からは新しい校舎での学校生活がスタートします。