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東かがわ市の飲食店で食中毒 3人が下痢や発熱などの症状 保健所が3日間の営業停止処分【香川】

2024.07.22

東かがわ市の飲食店で食中毒 3人が下痢や発熱などの症状 保健所が3日間の営業停止処分【香川】

7月14日に東かがわ市の飲食店で食事をした3人が下痢や発熱などの症状を訴えていたことがわかりました。保健所はこの店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、店を3日間の営業停止処分としました。

香川県によりますと17日の午後5時頃、患者の家族から東讃保健所に「東かがわ市内の飲食店で食事をした4人のうち3人が体調を崩している」という内容の連絡がありました。

保健所で調べたところ患者は14日に東かがわ市白鳥の飲食店、「三原茶屋」で4人で食事をしていて、このうち3人が下痢や発熱、頭痛などの症状を訴えていることがわかりました。

保健所は患者の便からカンピロバクターの菌が検出された点や、加熱が不十分な食肉の提供が店の食事に限られている点、患者を診察した医師から「食中毒患者等届出票」が提出された点などから、この店が原因の食中毒と断定しました。

東讃保健所は「三原茶屋」を7月22日から24日までの3日間、営業停止処分としました。

県によりますとカンピロバクターはニワトリやウシなどの腸管にいる細菌です。
次の3つの対策を呼び掛けています。
1、食肉を調理する時は十分な加熱をする
2、サラダなど生で食べるものと肉類は別に調理する
3、肉類を調理した器具は熱湯で消毒するなどの対策を徹底する