郷土勢の活躍が光るパリオリンピックに続いて行われるのがパリパラリンピックです。車いす陸上の日本代表生馬知季選手がきのう、岡山市の大森雅夫市長を表敬し「目標は金メダル」と決意を伝えました。

岡山市役所を訪れたのは市内の実業団チーム「ＷＯＲＬＤ－ＡＣ」に所属する生馬知季選手です。生馬選手は、８月２８日に開幕するパラリンピックで、１００メートルとリレーの２種目に出場します。

大森市長は、「思いっ切りプレーして黄金に輝くメダルを持って帰ってくれれば市民の誇りになる」と激励しました。これに対し生馬選手は、「世界のステージに出られるのは支えてくれた人たちのお陰、競技を楽しみながら目標は金メダル」と、意気込みを語りました。

（生馬知季選手）
「もちろん緊張感もあるが楽しみで仕方ない。金メダルを獲得することが目標なので達成できるように残りの期間しっかり調整して臨みたい」

生馬選手は、Ｔ５４クラスの１００メートルの日本記録保持者で、日本人初のメダルに期待がかかります。８月２０日頃、パリに向け出発し、１００メートルは９月４日、リレーは９月６日に出場します。