２０２５年夏公開予定の倉敷を舞台にした映画「蔵のある街」。この映画で俳優デビューとなるフィギュアスケーターの高橋大輔さんが８月５日に記者会見を開き、俳優業への思いを語りました。

（高橋大輔さん）
「オファーを受けた時は正直どうしようかな、できるかなと不安があったが、初仕事がどんな作品に仕上がっているかは不安１００％楽しみ１００％。」

倉敷市出身のフィギュアスケーター高橋大輔さんが出演する映画「蔵のある街」は高校生が「倉敷美観地区で花火をあげる」という約束を果そうと奮闘するストーリーで、地元の有志で作る実行委員会が企画したものです。

脚本・監督は山田洋次監督のもとで助監督などを務めた倉敷市出身の平松恵美子さん。主演はネクストブレイクの俳優として注目される山時聡真さんと中島瑠菜さんが務め、橋爪功さんらベテラン俳優も出演します。

「高橋大輔さん入られます！」

高橋さんの役どころは大原美術館の学芸員。７月２３日から市内の喫茶店などで撮影が始まりました。この映画で俳優デビューとなる高橋さん。映画初出演についてこう話します。

（高橋大輔さん）
「初めての映像の出演が地元を舞台にしたもので、凄いご縁だなと思っていて、一生思い出に残るような作品になるんだろうなと思っている。（芝居は）あまり身体を動かさず、顔のちょっとした表情や声色で表現するので、そこが（フィギュアスケートと）全く違う。人に伝えるという経験値はフィギュアスケートでも培われたものだと思うのでプラスになっていたらいい」

今後の俳優業について聞かれると。

「やりがいや面白さを感じているのでチャンスがあれば、できることならやりたい。」

（高橋大輔さん）
高橋さんが俳優デビューとなる映画「蔵のある街」は８月１１日まで倉敷市内で撮影が行われ２０２５年夏公開予定です。