パリオリンピック体操で岡山市出身の岡慎之助選手（２０）は８月５日に種目別に出場し、鉄棒で団体、個人総合に続く３つ目の金メダルを獲得しました。体操で日本勢の３冠は５２年ぶりです。

（報告　中西源太記者）
「岡慎之助選手のパブリックビューイングの会場です。３つ目の金メダル獲得に向けて岡山から声援が送られます」

岡選手の地元、岡山市南区の会場には、勇姿を見届けようと約１００人が集まり、母親の八千代さん（４３）も駆け付けました。

オリンピック初出場ながら団体と個人総合で金メダルを獲得している岡。種目別ではまず平行棒に出場し、ミスなく演技を進め、銅メダルを獲得します。

続く鉄棒では、他の選手にミスが相次ぐ中、ここでも美しく安定した演技を披露。着地もピタリと決めて、今大会、３つ目の金メダルを獲得しました。

（岡選手の母　岡八千代さん）
「信じられない」

（岡慎之助選手）
「ミスなくやり切れたことが金メダルにつながった。鉄棒、金メダル取ったぞ～。応援ありがとうございました」

岡は今大会、金メダル３つ、銅メダル１つ、合計４つのメダルを獲得。日本勢で団体・個人総合・種目別での３冠は５２年ぶりの快挙です。