2024.08.09
姉の背中を追い…インターハイで日本一狙う!柔道・荒川遥楓選手(創志学園)【キラキラアスリート岡山】
岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、柔道・創志学園高校(岡山市北区)2年の荒川遥楓選手(17)です。
岡山市北区のジップアリーナ岡山で6月2日に行われた岡山県高校総体・柔道競技で、荒川選手は女子個人48kg級で優勝を果たし、8月に大分市で開催される北部九州インターハイへの出場を決めました。翌週の9日に同会場で行われた中国高校総体でも予選・決勝トーナメントを勝ち上がり、決勝は富田伊央莉選手(広島・広島皆実高校1年)に一本勝ちし優勝を果たしました。
中国高校総体の個人戦終了後、県高校総体を含めた大会の感想やインターハイでの目標などを聞きました。(撮影と聞き手:OHK岡山放送 西村和子)
Q:中国大会決勝は見事一本勝ち。素晴らしい技が決まっていたかと思うが、大会を振り返って
「今日の課題としては、組手とかが遅くて、ちゃんと自分のペースに持っていけなかったことが反省として思っています」
Q:得意技は
「背負い投げです」
Q:決勝戦は背負い投げ系の技?
「普通に背負い投げです」
Q:中国五県の強い選手が集まり、いろんな気持ちもあったと思うが、特にこの選手は注意したいなという選手は
「最後の決勝戦でやった富田さんは去年(2023年)の全中(個人戦女子44kg級)で2位になっていたので、一番注意はしていました」
Q:全中2位ってことは、まだ1年生。荒川選手も2年生で。2025年は中国インターハイが地元(岡山県岡山市)開催になったので、(周囲の)皆さんも期待があるかと思うが…24年夏の大分県インターハイに向けて、特に反省点(も挙げていたが)、全国から集まるライバルと、気をつけて戦いたいところは
「特にはないが、一戦一戦組手をしっかりして、自分のペースで戦えたらと思っています」
Q:インターハイに向けての抱負を
「優勝目指して頑張ります!」
荒川選手は兵庫県出身。兄2人と姉1人が柔道をやっており、その影響で5歳から柔道を始めました。姉で現在、環太平洋大学柔道部の清楓選手(20)の後を追うように、親元を離れ奈良・五條東中で中尾太保先生の指導を受け、高校は創志学園に入学、柔道部に入部しました。
2023年、インターハイ出場をかけた県総体で荒川選手は1年生ながら決勝に進出しましたが、伊地知愛選手(岡山理大附・現3年)に決勝で敗れました。県総体で前回も今回も“7階級制覇”を掲げていた創志学園。前回は「自分が負けてしまって、チームの目標が達成できなかったこと、自分の未熟さを感じたこと」に悔しい思いをしたそうですが、24年の県総体の決勝では伊地知選手との再戦で見事にリベンジを果たし、インターハイ切符を獲得しました。
負けず嫌いなところは誰にも負けないという荒川選手のライバルは、姉の清楓選手。清楓選手は高校2年の時に女子63kg級でインターハイを制した実績の持ち主で、今回、姉と同じ2年生でのインターハイ出場となります。階級は違いますが、優勝という「成績」では絶対に並んでおきたいところ。
大会第4日目の8月13日の行われる女子個人48kg級の組み合わせも決定し、勝ち上がりが想定される強豪に注目しながら、1戦1戦を戦って「日本一」を狙うと、闘志を燃やしています。
2025年、地元・岡山開催の“インターハイ世代”の躍動に期待です。
北部九州インターハイ柔道競技は8月10日から14日までの5日間にわたり大分県で開催されます。
岡山市北区のジップアリーナ岡山で6月2日に行われた岡山県高校総体・柔道競技で、荒川選手は女子個人48kg級で優勝を果たし、8月に大分市で開催される北部九州インターハイへの出場を決めました。翌週の9日に同会場で行われた中国高校総体でも予選・決勝トーナメントを勝ち上がり、決勝は富田伊央莉選手(広島・広島皆実高校1年)に一本勝ちし優勝を果たしました。
中国高校総体の個人戦終了後、県高校総体を含めた大会の感想やインターハイでの目標などを聞きました。(撮影と聞き手:OHK岡山放送 西村和子)
Q:中国大会決勝は見事一本勝ち。素晴らしい技が決まっていたかと思うが、大会を振り返って
「今日の課題としては、組手とかが遅くて、ちゃんと自分のペースに持っていけなかったことが反省として思っています」
Q:得意技は
「背負い投げです」
Q:決勝戦は背負い投げ系の技?
「普通に背負い投げです」
Q:中国五県の強い選手が集まり、いろんな気持ちもあったと思うが、特にこの選手は注意したいなという選手は
「最後の決勝戦でやった富田さんは去年(2023年)の全中(個人戦女子44kg級)で2位になっていたので、一番注意はしていました」
Q:全中2位ってことは、まだ1年生。荒川選手も2年生で。2025年は中国インターハイが地元(岡山県岡山市)開催になったので、(周囲の)皆さんも期待があるかと思うが…24年夏の大分県インターハイに向けて、特に反省点(も挙げていたが)、全国から集まるライバルと、気をつけて戦いたいところは
「特にはないが、一戦一戦組手をしっかりして、自分のペースで戦えたらと思っています」
Q:インターハイに向けての抱負を
「優勝目指して頑張ります!」
荒川選手は兵庫県出身。兄2人と姉1人が柔道をやっており、その影響で5歳から柔道を始めました。姉で現在、環太平洋大学柔道部の清楓選手(20)の後を追うように、親元を離れ奈良・五條東中で中尾太保先生の指導を受け、高校は創志学園に入学、柔道部に入部しました。
2023年、インターハイ出場をかけた県総体で荒川選手は1年生ながら決勝に進出しましたが、伊地知愛選手(岡山理大附・現3年)に決勝で敗れました。県総体で前回も今回も“7階級制覇”を掲げていた創志学園。前回は「自分が負けてしまって、チームの目標が達成できなかったこと、自分の未熟さを感じたこと」に悔しい思いをしたそうですが、24年の県総体の決勝では伊地知選手との再戦で見事にリベンジを果たし、インターハイ切符を獲得しました。
負けず嫌いなところは誰にも負けないという荒川選手のライバルは、姉の清楓選手。清楓選手は高校2年の時に女子63kg級でインターハイを制した実績の持ち主で、今回、姉と同じ2年生でのインターハイ出場となります。階級は違いますが、優勝という「成績」では絶対に並んでおきたいところ。
大会第4日目の8月13日の行われる女子個人48kg級の組み合わせも決定し、勝ち上がりが想定される強豪に注目しながら、1戦1戦を戦って「日本一」を狙うと、闘志を燃やしています。
2025年、地元・岡山開催の“インターハイ世代”の躍動に期待です。
北部九州インターハイ柔道競技は8月10日から14日までの5日間にわたり大分県で開催されます。