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2024.08.16

菓子職人の技が光る…岡山市の美術館で花や生き物そっくりの工芸菓子展【岡山】

季節の花や生き物そっくりに作られたお菓子の作品展が岡山市で8月16日から始まりました。

今にも動き出しそうな生き物たち、全てお菓子の材料で作られている「工芸菓子」です。岡山市に本社を置く和菓子メーカー、源吉兆庵が毎年開いている作品展。工芸菓子は、砂糖や米粉、白あんなどを使って作られる鑑賞用のお菓子で、2024年は「水辺」をテーマに、魚やエビなどの生き物や植物、約520点が展示されています。

中には理科の勉強にもなる展示も。色とりどりの「スイレン」は水面に浮くように咲くのに対し、「ハス」は葉が長く伸び、水面から高い位置で花が咲くのが特徴です。このように、似ている植物を比較することもできます。

(宗家源吉兆庵 商品開発部工芸室 祇園公子さん)
「よりリアルに本物に 近付けるよう頑張っている。本物にどれだけ近いかを 楽しみながら見てもらえたら」

この作品展は、岡山市北区の吉兆庵美術館で8月28日まで開かれていて、17日は職人によるギャラリートークも行われます。