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2024.08.18

全中でも自分の役割に高みを…一丸となって上位へ!柔道男子・岡山学芸館清秀中学校【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、柔道男子・岡山学芸館清秀中学校(岡山市東区)の皆さんです。

岡山市北区の岡山武道館で7月20日・21日に行われた岡山県中学校総体(柔道競技)。岡山学芸館清秀中は第1日の団体戦で、創部4年目ながら2大会連続2回目の優勝、第2日の個人戦では4階級でそれぞれ優勝を果たし、8月20日から長野県で行われる全国中学校大会への出場を決めました。

団体戦に出場した5人の選手の皆さんに、第1日の表彰式終了後、当日の感想や全国大会に向けての抱負などを聞きました。(撮影と聞き手:OHK岡山放送 西村和子)


Q:県総体での試合を振り返って
(先鋒・山口湊瑚選手(2年))
「反省すべき点も生まれましたが、とりあえず、山場を乗り越えたのでよかったなと思います」

(次鋒でキャプテン・平田孝士朗選手(3年))
「チームとしては勝てたけど、やっぱり自分自身、改善する点が多く見つかったので、とてもいい試合になりました」

(中堅・三村武人選手(3年))
「チーム一丸となって、役割を果たし、勝利をつかめたのでよかったです」

(副将・中尾奏太選手(3年))
Q:今日はいい場面があったと思うが
「自分がやらないといけないことはできたと思うので、全国大会でもそれを生かして頑張りたいと思います」

(大将・山口凌次郎選手(3年))
「1人1人が自分のやる仕事を果たして勝ったのでよかったです。これを全国大会でできるように、これからも練習頑張っていきたいと思います」

Q:チームとして振り返って。苦戦した対戦相手は
(平田孝士朗選手)
「やっぱり決勝戦(笠岡彰善館)が強かった」
Q:相手を上回るための、何か対策を練ったか
「団体戦はチーム戦なので、一人一人が自分の役割をきちんと理解して、チームで支えていったことが良かったと思います」

Q:全中ではどんな柔道を?
(山口湊瑚選手)
「全中では僕が先鋒なので、勢いをつけてチームのみんなを鼓舞できるようになったらと思います」

(平田孝士朗選手)
「少しでも中堅、副将、大将のチームのみんなに負担をかけないように、自分が1勝を挙げてチームの役に立てるように頑張りたいです」

(三村武人選手)
(Q:県総体決勝で見られた一本勝ちを全中でも目指していると思うが)
「一発を狙ってしまっていたので、足技などを使って、技術的な面を上げてから全中に挑みたいと思います」

(中尾奏太選手)
「(笠岡彰善館との)決勝戦では引き分けた。全中では一本を取って大将につなげたいと思います」

(山口凌次郎選手)
「自分がチームを勝たせるためにポイントが取れる、自分が先に技をかける柔道をしたいと思います

Q:全中に向けてチームとしての抱負は
(キャプテン・平田孝士朗選手)
「少しでも多く勝てるようにチーム一丸となって、より高みを目指して頑張りたいです」


岡山学芸館高校内の柔道場で高校生と一緒に練習する機会が多いという岡山学芸館清秀中学校の皆さん。男女合わせて部員数11人と少ないものの、選手の指導に当たる前田泰博さんによると「高校生の頑張る姿を見て柔道に取り組めるというのが大きい」と話します。
そのうえで中高一貫校の強みを生かした環境で、自分より強い相手とレベルの高い練習に取り組むことができ、試合で自信を持って戦えることがチームの持ち味と語ります。

県総体男子団体決勝で特に一番輝いていたと前田さんが評価するのが、中堅・三村選手の「一本勝ちを狙う積極的な姿勢」。集中力を研ぎ澄ませ、相手の態勢が崩れたところを小内巻き込みで一本を取った三村選手。インタビューでは「一発(一本勝ち)を狙ってしまっていた」と語っていましたが、平田選手がキャプテンとして宣言した「より高みを目指して頑張る」上で、課題を少しでも克服したいという気持ちの表れが出たものです。皆さんの全中の舞台での活躍が期待されます。

全国中学校大会・柔道競技は長野県佐久市で8月20日から23日まで行われ、男子団体戦は21日に、男子個人戦は最終日の23日に行われます。

前列左から 三村武人選手(3年)、中尾奏太選手(3年)、山口凌次郎選手(3年)
後列左から 山口湊瑚選手(2年)、平田孝士朗選手(3年)

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