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2024.08.19

女子児童の胸を触る、金品私的流用などで県内教職員3人を懲戒免職処分 不祥事相次ぎ教育長が陳謝【香川】

児童や生徒の体を触るなどしたり部費を私的に流用したとして香川県内の教職員3人が懲戒免職処分を受けました。県内では2024年度に入って4人が免職処分を受ける異常事態となっていて教育長が陳謝しました。

8月19日付で懲戒免職処分を受けたのは、香川県内の公立の小学校から高校に勤務する教職員3人です。

このうち、丸亀市の小学校に勤務する25歳の男性教諭は、2024年2月、教室で女子児童の胸を触るなどしたほか、24年4月には丸亀市の商業施設で10代の女性の下着を盗撮しようとしたということです。

また、高松市の中学校で部活の顧問をしていた60歳の男性教諭は、部員の女子生徒の腰や下着などを服の上から触る行為を繰り返していたということです。

このほか、多度津高校で部活の顧問をしていた43歳の男性実習助手は、部員などから集めた部費や後援会費、約160万円をギャンブルなどに、私的に流用していたということです。

香川県では24年度に入ってすでに4人が懲戒免職処分となる異常事態となっていて、淀谷教育長が19日に陳謝しました。

(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「県民の信頼を裏切り保護者の信頼を損ね多大な心配をおかけしていることに対し、改めて深くおわび申し上げる」

香川県教委では、懲戒処分の指針を各学校に配ったり、改めて綱紀粛正を呼びかけるなどして再発防止に努めたいとしています。