岡山市のナカシマホールディングス会長で、経済団体の要職を務めた中島博さんが８月、亡くなっていたことが分かりました。９３歳でした。

中島博さんは、父が創業した漁船用プロペラの工場を兄弟で継ぎ、船舶用プロペラで世界３割のシェアを誇る企業に育てました。２００２年にナカシマプロペラの会長に就任しています。

また、岡山県経済団体連絡協議会の座長や、岡山県中小企業団体中央会の会長を務め、地元経済界の顔としても長年活躍しました。

このほか、岡山県バレーボール協会の会長を務め、地域スポーツの発展にも力を尽くしました。

中島さんは８月６日、老衰のため岡山市内の病院で亡くなりました。９３歳でした。葬儀は既に近親者で行っていて、後日、お別れの会を開くということです。