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2024.08.20

船の操縦方法や係留作業の見学も…船員の仕事に興味を持ってもらおうと高松市で「親子海洋教室」【香川】

夏休みも終盤に入り、親子で海や船について学ぶ海洋教室が8月20日、高松市で開かれました。

教室には、小学4年から6年の児童とその保護者18人が参加し、高松港から男木島に向かうフェリーに乗り込みました。

はじめに、船を操縦する操舵室で機材の説明を受けたほか、ロープを使い港に船を止める作業を見学しました。島に着いた後は、歩いて神社まで上り、海や船に関する歴史と文化を学びました。

四国運輸局によりますと、船員になる人は年々減っていて、若い世代の確保が課題となっています。

(児童は…)
「(船は)自分で運転したら難しそうだと思った」
「ボタン操作などを知れたので楽しかった。勉強にもなったし自由研究もできそうだと思った」

(四国運輸局海運・港運課 川崎友貴係長)
「今回の体験をきっかけに海や船に興味を持ってもらえたらうれしい。よりたくさんの人に海事産業への理解を深めてもらえるような取り組みを続けたい」

四国運輸局は、こうした教室を通して、船員が職業選択の一つになればとしています。