パリオリンピックのレスリングで金メダルを獲得した高松市出身の日下尚選手は８月２２日夜、長年支えてくれた地元の人たちと喜びを分かち合いました。

「尚！尚！尚！」

２２日夜、約１００人の「尚コール」で迎えられた日下選手。金色に輝くメダルを手に、祖父母の勇さん、孝子さんやお世話になった地元の人に感謝を伝えました。

（日下選手の祖父・勇さん）
「うれしい。金メダルを掛けている姿を見て感動した。」
（日下選手の祖母・孝子さん）
「力強くなっている。体も精神面も成長した。」

レスリングのグレコローマンスタイル７７キロ級で金メダルを獲得した日下選手。個人種目での金メダルは香川県出身の選手で初めての快挙でした。

（地元の人　歓喜の声）
「おめでとう。本当に良かった。ありがとう。」

（常連のうどん店・あづまうどん　藤井大剛さん）
「メダルがすごく重かった。おこがましくて触れない。おめでとう。よくやった。それしかない。」

（常連のうどん店・あづまうどん　藤井和恵さん）
「たくましく見える。一回りも二回りも。世界で活躍した人間だと思うとうれしくなる。」

（日下尚選手）
「帰ってきたというか、プチパレードみたいな感じ。勝てない時からずっと支えてくれたのはこの人たちなので、その人たちにこの色のメダルを見せられたのは、最高の形で恩返しができたので良かった。」