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2024.08.27

上空から眺める「銭形砂絵」の臨場感は…?ドローンで新たな観光の可能性を探る実験【香川・観音寺市】

観光の可能性を広げる新たな取り組みです。ドローンを使って観光地の上空からの眺めを体感してもらう観光事業の実験が、8月27日、観音寺市で行われました。

(河原大記者)
「モニターに映し出されているのはドローンの映像です。まるで自分が上空から見ているような感覚です」

目の前に広がるのは、これまでに見たことがないような迫力のある映像。実験が行われたのは、観音寺市の人気観光スポット、「銭形砂絵」です。通常は、展望台からしか見ることができませんが、ドローンを活用することで真上からの臨場感あふれる映像を大型モニターやVR・仮想現実のゴーグルを通じて体感することができます。

(体験した人は…)
「自分が実際に真上にいるような感覚で見られたので良かった」
「いろいろなところの世界遺産なども、こんな感じで見られたらいなと思う」

実験は、新たな観光サービスの可能性を探ろうと観音寺市と高松市のIT関連企業「STNet」が企画しました。

(STNet研究開発部 井下道隆部長)
「ドローンでアプローチしないと見えないところもたくさんあると思うので、ドローンの視点が新たな観光価値を生むと考えている」

銭形砂絵での実験は、8月29日までで、9月は、「天空の鳥居」として知られる市内の高屋神社でも行われます。