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瀬戸内市の小学校で毒グモの「セアカゴケグモ」見つかる 殺虫剤で駆除…児童などにケガなし【岡山】

2024.09.05

瀬戸内市の小学校で毒グモの「セアカゴケグモ」見つかる 殺虫剤で駆除…児童などにケガなし【岡山】

瀬戸内市の小学校で9月4日、かまれると腫れや痛みを引き起こす特定外来生物の毒グモ、「セアカゴケグモ」1匹が見つかりました。

瀬戸内市によりますと「セアカゴケグモ」が見つかったのは牛窓町牛窓の牛窓東小学校です。4日午後3時頃、学校の玄関付近にいるのを児童が見つけ、教師に報告しました。見つかったクモはメス1匹で、教師が殺虫剤を噴霧し、駆除したということです。児童などにケガはありませんでした。

国立環境研究所などによりますとセアカゴケグモはオスの体長は約4ミリから5ミリ、成熟したメスの体長は7ミリから1センチで、全体的に黒く、背中や腹部に赤い模様があるのが特徴です。

特定外来生物で国内では1995年に侵入したとみられ、2024年8月31日には秋田県でも初めて確認され、国内47都道府県のうち青森県以外で確認されています。

日当たりが良いなど暖かく、昆虫などのえさが豊富な所に生息しているということで、排水溝の側面やふたの裏、植木鉢の裏、ブロックやフェンスの隙間で見つかることが多いとされています。

瀬戸内市では見つけても絶対に素手で触らないよう呼びかけています。

【駆除方法】
・家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を直接噴霧する
・熱湯をかける
・靴で踏みつぶす など