岡山県内で工業について学ぶ高校生に３Ｄプリンターなど授業で活用できる機器や工具が贈られ、９月９日、岡山市で贈呈式が行われました。

これは岡山県内の電気工事事業者５０４社が加盟する組合が創立６０周年を迎えるにあたり人材育成のために行ったものです。

岡山市の岡山工業高校に提供されたのは３Ｄプリンター１台と配線工事などに必要な工具７本で、組合の瀬戸口香理事長から河本裕次郎校長に目録が手渡されました。組合によりますと業界へ就職を希望する高校生は減少傾向で、こうした活動を通して若い人材の確保につなげたいとしています。

（岡山県電気工事工業組合　瀬戸口理事長）
「少しずつだが県内の高校生が我々の企業に就職してもらえるようになった。我々のＰＲを惜しみなくこれからも続けようと思う」

組合は岡山工業高校を含め県内９つの高校に工具などを贈呈しています。