８月３０日、倉敷市のコンビニエンスストアで、カッターナイフで店員を脅し現金などを奪った疑いで逮捕された２０歳の男が９月１１日、岡山地方検察庁倉敷支部に身柄を送られました。

強盗などの疑いで送検されたのは住居不定・職業不詳の２０歳の男（犯行当時１９歳）です。警察によりますと男は８月３０日午前１０時２０分ごろ、倉敷市玉島爪崎のファミリーマート新倉敷北店で陳列棚から盗んだカッターナイフを女性店員に突き付け、「金を出せ」と書いた紙を見せて脅し、現金８万５０００円などを奪って逃げた疑いです。

男は犯行後、電車で関西方面に逃げたとみられていて、警察が男の画像を公開し行方を追っていたところ、９日、兵庫県加古川市内で発見し、逮捕しました。逮捕時、男の所持金は１０円ほどで「金がなくて食べ物にも困っていた」と容疑を認めているということです。

警察によりますと男の本籍は鹿児島県で動機などを詳しく調べています。