（自民党総裁選に立候補　加藤勝信元官房長官）
「私は国民の所得倍増に私の全てをかけて取り組んでまいります。どうか皆さん新しい日本を切り開くために共に頑張っていこうではありませんか。」

岸田総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選が９月１２日に告示され、衆議院岡山５区選出の加藤勝信元官房長官ら過去最多の９人が立候補を届け出ました。派閥の政治資金問題を受けた政治改革や、物価高対策を含む経済政策などを争点に、１５日間にわたる選挙戦がスタートしました。

総裁選に初めて立候補した衆議院岡山５区選出の加藤勝信元官房長官は最優先課題として「国民の所得倍増」を掲げています。１２日朝、東京都内の寺院で義理の父、加藤六月元農水大臣の墓参りを行い、総裁選への立候補を報告、決意を新たにしました。

（自民党総裁選に立候補　加藤勝信元官房長官）
「最後までこの総裁選を戦い、そして総裁への道をしっかり切り開いていく。その決意、導いていただきたいという思いを伝えてきた。」

過去最多の９人が立候補した今回の総裁選は票が分散することから、１回目の投票で過半数を獲得する候補者はおらず、上位２人による決選投票が行われる見通しです。９月２７日に投開票が行われます。

一方、立憲民主党の代表選も９月７日に告示されていて、２３日に投開票が行われます。