2024.09.20
「子供のおかげで大事にしてくれる」とB’z・稲葉浩志さんの母も感謝 凱旋ソロライブが津山に残した余韻
人気ロックバンド、B’zの稲葉浩志さんが、出身地の津山市で行った初のソロライブから3週間。カリスマ的アーティストとファンの絆は地域にインパクトを与え、現代の音楽文化が地域にもたらす影響の大きさを示しました。
(中西源太記者)
「(8月23日時点)津山市の凱旋ライブが終わった後も会場の前には稲葉さんのパネルが展示されています」
ライブが終わった後も津山のまちは、熱狂の余韻が残っています。
(津山の人)
「英雄的な存在」
「スーパースターで津山の誇り」
稲葉さんの母親・邦子さん(87)が昔から営み、「聖地」とされる化粧品店でもファンの姿は絶えません。
(稲葉浩志さんの母 稲葉邦子さん)
「毎日いっぱい来る。ただ普通に話すだけで特別なサービスはないが。子供のおかげで皆さんが大事にしてくれる」
津山に大きなインパクトを与えた稲葉さんのライブ。
(ファンは…)
「稲葉さん最高~!めっちゃ楽しかった。声も最高!演奏も最高!大好き」
「稲葉さんありがとう!また待ってます!」
全国ツアーの一環として8月13日と14日に行われ、人口約9万5000人の市内には、全国から延べ約1万6600人のファンが訪れました。2017年にB’zとして行って以来2回目のライブで、ソロとしては初めてです。
会場の津山文化センター周辺は、稲葉さんの語呂合わせで「178」のナンバーを付けた車が次々と。そしてライブが始まる10時間前から長い行列も。
(待っているファン)
(津山市のファンは…)
「他県の人が何泊もしてライブを見に来ている。会場に入れなくてもここに来てくれるのがすごい。稲葉さんの力」
地元グルメのブースも並び、カラオケのステージはB’zの曲を歌う人で盛り上がりました。
稲葉さんの母親が営む化粧品店にもファンが殺到しました。
(稲葉邦子さん)
「こんなに盛大にしてくれて、(津山の)まちの人やファンの皆さんにお礼の言いようがない。感謝」
(中西源太記者)
「開場20分前です。長蛇の列ができています。津山での稲葉さんの凱旋ライブ、いよいよ始まります」
会場の客席は約1000席。運よくチケットを購入できたファンは、夢のようなひと時を過ごしました。
(会場内のファンは…)
「稲葉さんが地元のことをいっぱい話をしていて、最高だった」
「津山の話がいっぱい出てきてぐっとくるものがあった。稲葉さん最高だった」
一方、稲葉さんもファンや地元を強く意識しています。全国ツアーは1万人規模の会場を選んでいますが、津山市の会場は約1000人の規模。大規模な会場がなくても地元、津山だから…。そうした思いを感じさせます。
さらにライブ2日目にはこんなサプライズも。会場に入れなかったファンが周辺に殺到する中、会場の扉を開いて中の雰囲気を感じられるようにしました。
(会場の外のファンは…)
「チケットはなかったが、来て良かった」
「学生時代から追いかけてきて良かった」
「稲葉さん、サプライズありがとう」
稲葉さんの母親は、稲葉さんの思いをこのように語りました。
(稲葉邦子さん)
「やっぱりうれしいみたい。故郷愛というか。(ライブでは)また来たいと言っていたらしいからやっぱり津山が好きだと思う。前の(ライブの)時は(会場の)ドアを開けたのではと聞いたら2日目に(ドアを開放)した。(ドアの開放は)よそはしてなくて津山だからするみたい」
日本の音楽シーンで輝きを増すカリスマ的アーティストとファンの絆。その絆は地域の人の心に大きなものを残しました。
津山の商店街では出店などでファンをもてなし、新たなにぎわいが生まれました。
(シューズ カワト 川戸一利社長)
「全然知らない人同士が輪になって歌って。こういう光景は稲葉さんだからだと思った。稲葉さんのファンは行儀もいい」
(タクシーの運転手は…)
「B級グルメの津山ホルモンうどんで有名になってにぎわって以来の人通りの多さで、稲葉さんのすごさ、伝説的な人気に圧倒された」
稲葉さんの名前が刻まれている地域の神社にもファンが訪れ、地域の人たちと交流しました。
(神社を管理する 川崎八幡神社 片山恭司責任総代)
「遠方からファンが来ることは大変な驚き。(稲葉さんは)神様みたいな存在」
ファンがもたらした地域への影響。それを一番感じたのは稲葉さんの母親でした。
(稲葉邦子さん)
「「お母さんと話がしたいから来た」と言われる。ちょっとでも長生きしないといけない。握手して皆さんがパワーをくれる」
稲葉さんのソロライブは、現代の音楽文化が、地域を変える大きな可能性を持つことを示しています。
(中西源太記者)
「(8月23日時点)津山市の凱旋ライブが終わった後も会場の前には稲葉さんのパネルが展示されています」
ライブが終わった後も津山のまちは、熱狂の余韻が残っています。
(津山の人)
「英雄的な存在」
「スーパースターで津山の誇り」
稲葉さんの母親・邦子さん(87)が昔から営み、「聖地」とされる化粧品店でもファンの姿は絶えません。
(稲葉浩志さんの母 稲葉邦子さん)
「毎日いっぱい来る。ただ普通に話すだけで特別なサービスはないが。子供のおかげで皆さんが大事にしてくれる」
津山に大きなインパクトを与えた稲葉さんのライブ。
(ファンは…)
「稲葉さん最高~!めっちゃ楽しかった。声も最高!演奏も最高!大好き」
「稲葉さんありがとう!また待ってます!」
全国ツアーの一環として8月13日と14日に行われ、人口約9万5000人の市内には、全国から延べ約1万6600人のファンが訪れました。2017年にB’zとして行って以来2回目のライブで、ソロとしては初めてです。
会場の津山文化センター周辺は、稲葉さんの語呂合わせで「178」のナンバーを付けた車が次々と。そしてライブが始まる10時間前から長い行列も。
(待っているファン)
(津山市のファンは…)
「他県の人が何泊もしてライブを見に来ている。会場に入れなくてもここに来てくれるのがすごい。稲葉さんの力」
地元グルメのブースも並び、カラオケのステージはB’zの曲を歌う人で盛り上がりました。
稲葉さんの母親が営む化粧品店にもファンが殺到しました。
(稲葉邦子さん)
「こんなに盛大にしてくれて、(津山の)まちの人やファンの皆さんにお礼の言いようがない。感謝」
(中西源太記者)
「開場20分前です。長蛇の列ができています。津山での稲葉さんの凱旋ライブ、いよいよ始まります」
会場の客席は約1000席。運よくチケットを購入できたファンは、夢のようなひと時を過ごしました。
(会場内のファンは…)
「稲葉さんが地元のことをいっぱい話をしていて、最高だった」
「津山の話がいっぱい出てきてぐっとくるものがあった。稲葉さん最高だった」
一方、稲葉さんもファンや地元を強く意識しています。全国ツアーは1万人規模の会場を選んでいますが、津山市の会場は約1000人の規模。大規模な会場がなくても地元、津山だから…。そうした思いを感じさせます。
さらにライブ2日目にはこんなサプライズも。会場に入れなかったファンが周辺に殺到する中、会場の扉を開いて中の雰囲気を感じられるようにしました。
(会場の外のファンは…)
「チケットはなかったが、来て良かった」
「学生時代から追いかけてきて良かった」
「稲葉さん、サプライズありがとう」
稲葉さんの母親は、稲葉さんの思いをこのように語りました。
(稲葉邦子さん)
「やっぱりうれしいみたい。故郷愛というか。(ライブでは)また来たいと言っていたらしいからやっぱり津山が好きだと思う。前の(ライブの)時は(会場の)ドアを開けたのではと聞いたら2日目に(ドアを開放)した。(ドアの開放は)よそはしてなくて津山だからするみたい」
日本の音楽シーンで輝きを増すカリスマ的アーティストとファンの絆。その絆は地域の人の心に大きなものを残しました。
津山の商店街では出店などでファンをもてなし、新たなにぎわいが生まれました。
(シューズ カワト 川戸一利社長)
「全然知らない人同士が輪になって歌って。こういう光景は稲葉さんだからだと思った。稲葉さんのファンは行儀もいい」
(タクシーの運転手は…)
「B級グルメの津山ホルモンうどんで有名になってにぎわって以来の人通りの多さで、稲葉さんのすごさ、伝説的な人気に圧倒された」
稲葉さんの名前が刻まれている地域の神社にもファンが訪れ、地域の人たちと交流しました。
(神社を管理する 川崎八幡神社 片山恭司責任総代)
「遠方からファンが来ることは大変な驚き。(稲葉さんは)神様みたいな存在」
ファンがもたらした地域への影響。それを一番感じたのは稲葉さんの母親でした。
(稲葉邦子さん)
「「お母さんと話がしたいから来た」と言われる。ちょっとでも長生きしないといけない。握手して皆さんがパワーをくれる」
稲葉さんのソロライブは、現代の音楽文化が、地域を変える大きな可能性を持つことを示しています。