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2024.09.27

店舗全焼の店主「入荷した秋服が全部灰に…」倉敷市阿知の商店街の火事を受け消防が店舗に防火指導【岡山】

9月22日、倉敷市の商店街で飲食店など6店舗が全焼した火事を受け、27日、消防が商店街周辺の飲食店に対し防火指導を行いました。

発生から5日が経ちましたが、被害を受けた店舗は営業が再開できていません。防火指導は、飲食店が立ち並び大規模な火事が起こる可能性のあるエリアを中心に行われました。

倉敷市消防局の職員11人が、火事があった倉敷市阿知の商店街にある飲食店など約110店舗を歩いて回り、消火器具の適切な設置方法などを記したチラシを配布しました。

(倉敷市消防局 向後謙一消防司令長)
「各店舗で設備を今一度点検して、火災が起きた場合、延焼拡大しないようにもう一度確認してもらえれば」

(中西源太記者)
「火事のあった倉敷市阿知の商店街です。こちらはJR倉敷駅のすぐ近くで、あちらに進むと美観地区に繋がっています。商店街は未だ焦げ臭い匂いが漂っています」

この火事は9月22日午後5時過ぎ、商店街の一角にある飲食店から出火、近隣にも燃え広がり合わせて6つの店舗が全焼しました。発生から5日、被害を受けた店舗では焼け焦げた状態が残されていて、営業再開には至っていません。

(隣の店が全焼した人は…)
「黒い煙がシャッターの間から入ってきて、(店内に)いられる状態ではなかった」

(店が全焼した人は…)
「秋物(の服)をたくさん入荷していた。全部灰になってしまった」

倉敷市消防局は防火の管理体制を積極的に確認するよう飲食店などに呼びかけています。