香川の秋の味覚、「オリーブマダイ」のシーズンが始まりました。１０月１日は県内各地のスーパーでＰＲ活動が行われました。

（香川おさかな大使）
「オリーブマダイいかがですか」

店頭に並んだ新鮮な刺身。１日から２０２４年シーズンの本格的な販売が始まった「オリーブマダイ」です。

（中村香月記者）
「実際にいただきます。こりこりですね。魚特有の臭みがなく、味もさっぱりして非常においしいです」

高松市のスーパー「新鮮市場きむら林店」では試食販売が行われ、香川おさかな大使らがその味をＰＲしました。

「オリーブマダイ」は、香川県特産のオリーブの葉を餌に育てられたマダイで県によって開発されました。一般的なマダイの１．４倍のコラーゲンが含まれているとされ、食べた時の歯切れの良さが特徴だということです。

（試食した人は…）
「甘くておいしい。歯応えも良い」
「オリーブマダイを買った。刺身で食べようと思う」

店頭では、このほか、「オリーブハマチ」や「オリーブサーモン」も販売されていて、県産品の消費拡大が期待されています。

（新鮮市場きむら　木村慎祐専務）
「オリーブは香川県の地元のものなので、地産地消という意味でもこれを食べて、消費の拡大を広げていけたら」

オリーブマダイは、１０月１日から約２ヵ月間で１万尾が出荷される予定で、県の内外のスーパーなどで販売されます。