ラウンジの経営者からみかじめ料を受け取ったとして、１０月２日、笠岡市の暴力団幹部の男ら２人が警察に逮捕されました。これを受けて警察は４日、関係する笠岡市などの組事務所に家宅捜索に入りました。

広島県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、笠岡市の指定暴力団、五代目浅野組傘下で三代目中岡組の幹部、原田敏治容疑者（４４）と、組員の西野和弥容疑者（２９）です。４日午前、岡山県警と広島県警の捜査員が関係する組事務所に家宅捜索に入りました。

警察によりますと２人は、２０２２年７月ごろから１２月ごろまでの間、元組員の３０歳の男性と共謀し、広島県福山市のラウンジの経営者から複数回にわたり、みかじめ料として現金を受け取った疑いです。

警察は、捜査に支障があるとして２人の認否を明らかにしていませんが、余罪も視野に調べを進めています。