食品ロス削減を目的に製造過程で発生する廃棄食材を使って製造した缶詰、「コノヒトカン」の利用で、社会問題を解決するアイデアコンテストが岡山市で行われました。

「コノヒトカン」には肉と魚の２種類があり、温かい白米に入れるとおいしい混ぜご飯が食べられます。コンテストは缶詰を製造した団体が主催していて、県内外の高校や大学など２４チームが参加し、それぞれアイデアを出し合いました。

（玉野光南高校のチーム）
「いざという時、適切な行動がとれることとコノヒトカンを使って一緒に調理・試食をすることで災害時に食べる物や避難所での共同生活での不安を払しょくすることを目的にしている」

審査の結果、大学部門のグランプリにはＩＰＵ・環太平洋大学、高校部門には矢掛高校のチームがそれぞれ選ばれました。

主催団体はＳＤＧｓを進めるとともに手話放送などによって情報のバリアフリー化に取り組むＯＨＫとも連携協定を結び、情報発信に力を入れています。