１０月７日早朝、真庭市の国道で歩いていた６０代の男性が乗用車にはねられ死亡しました。秋が深まり、昼間の時間が短くなるこの時期、早朝や夕暮れ時の事故に注意が必要です。

警察によりますと午前５時半ごろ真庭市栗原の国道で歩いていた近くに住む６９歳の男性が乗用車にはねられました。

この事故で、男性は病院に運ばれましたが、頭などを強く打ち約１時間後に死亡が確認されました。警察は前をよく見ていなかったなどとして乗用車を運転していた市内の会社員、沼田光弘容疑者（３８）を過失運転致傷で現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替え、捜査しています。

現場は片側１車線の見通しのよい直線道路で近くに横断歩道はありませんでした。この事故を含め岡山県内では２０２４年、４１人が交通事故で死亡していて、２０２３年の同じ時期と比べ７人増えています。

警察は秋が深まり、昼間の時間が短くなるこの時期、早朝や夕暮れ時にはより安全運転を心掛けるよう呼びかけています。