引退競走馬の支援に取り組む、真庭市蒜山にある一般社団法人「オールド・フレンズ・ジャパン」は、１０月９日、繁養中だった２００４年の競馬の菊花賞馬「デルタブルース」が８日に蹄葉炎で死んだと発表しました。２３歳でした。

オールド・フレンズ・ジャパンによりますと「デルタブルース」は２０２１年秋から真庭市で放牧に出たり、厩舎で過ごすなどして余生を送っていました。年に３回行われるチャリティイベントなどでは各地から訪れたファンともふれあい、９月のイベントでも変わりはなかったということです。

オールド・フレンズ・ジャパンはＪＲＡを通じて「２０２１年に私たちの仲間に加わったデルタブルースは、その風格から当団体の大黒柱のような存在でした。まだまだ彼との思い出を積み重ねていけると思っていただけに、今回の別れは大変残念でなりません。彼がいなくなった厩舎は、とても寂しく感じます。これまでデルタブルースを応援してくださったファンの皆さま、そして関係者の皆さまに、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。」とのコメントを発表しています。

【通算成績】
国内：３０戦５勝　海外：２戦１勝　通算：３２戦６勝