香川県では県民が一斉に参加する南海トラフ巨大地震を想定した大規模避難訓練、「シェイクアウト」が行われました。

（校内放送）
「地震が発生しました」

高松市の牟礼南小学校では、児童と教職員合わせて約１９０人が訓練に参加しました。児童たちは、地震を伝える校内放送が流れると、机の下に潜って身の安全を確保した後、先生の指示に従ってヘルメットをかぶり、落ち着いた様子で校庭まで避難していました。

香川県内でも甚大な被害が想定される南海トラフ巨大地震は、今後３０年以内に７０％から８０％の確率で発生するといわれていて、児童たちは地震への備えの大切さを再確認していました。

（参加した児童）
「大きな地震のために訓練をしておけばいざという時に動けるのでやってよかった」
「（訓練では）ちょっと動揺してしまったのでそういう所を気を付けたい」

県民一斉参加型の大型避難訓練、「シェイクアウト」は、毎年、「津波防災の日」に合わせて行われていて２０２４年は、約２６万人が参加しました。