岡山県の伊原木隆太知事は、１月に友好交流協定を結ぶ韓国南東部の慶尚南道を訪問し、交流強化に関する協定を結びました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「大変なごやかに朗らかに会談が進んだ。協力できることはたくさんある、交流を深めていこうということで大変盛り上がった」

伊原木知事は２月４日の会見で現地訪問の手応えを語りました。

伊原木知事を団長とする岡山県の訪問団は、１月１６日から１８日までの３日間、友好交流協定を結ぶ韓国の慶尚南道を訪問。初日には朴完洙知事を表敬し、交流強化に関する協定を結びました。

また、慶尚南道が力を入れている航空宇宙産業施設などの視察も行ったということです。韓国では２０２４年、尹錫悦大統領の「非常戒厳」を巡って政情が不安定となり慶尚南道側の岡山訪問が急きょ、中止となっていました。

岡山県知事の現地訪問は２０１０年３月の石井正弘前知事以来、１５年ぶりで、県は「今回の訪問をさらに今後の交流強化につなげていきたい」としています。