2025.03.24
サザンライブなどで滑り出し上々「あなぶきアリーナ香川」にぎわいの核となるには今後何が必要?【香川】
高松市のあなぶきアリーナ香川がオープンして3月24日で1カ月です。大型ライブやイベントが無事に行われた一方で、エリアに日常的ににぎわいをもたらすには今後何が必要なのでしょうか。
◇カウントダウンの様子
(香川県 池田豊人知事)
「香川県立アリーナ、開館いたします」
2月24日に華々しくオープンしたあなぶきアリーナ香川。多くの関係者や県民に祝福され、船出の日を迎えました。
(香川県 池田豊人知事)
「全国、世界の中でここが、人が行き交う1つの大きい核になるような場所になれば」
人が行き交う「核」のような施設に…。香川県の池田知事の期待はすぐさま実現しました。
(早川祐貴記者)
「(3月1日)午後4時前です。予定より10分早く開場しました。アリーナにどんどん人が入っていきます」
こけら落とし公演として3月1日と2日に行われたサザンオールスターズのライブ。県の内外から多くのファンが訪れ、アリーナは熱狂の渦に包まれました。心配されていた駐車場や交通機関の混雑などはほとんど起きず、ホテルは満室となるなど高松市中心部はアリーナ効果に沸きました。
(高松市 大西秀人市長)
「宿泊客という形でホテルに泊まってもらい、夕食を食べてもらったりして、かなりの経済効果があったのは間違いない」
さらに3月13日からの3日間にはアリーナを光と音で彩るプロジェクションマッピングが行われ約3万3000人が訪れました。
この1カ月の滑り出しについて、まちづくりに詳しい香川大学経済学部の西成典久教授はこう話します。
(香川大学経済学部 西成典久教授)
「これまでは駅前から海側に向けて行く人は少なかったが、海側に向けて行く人が増えたし、海側からもやってくるということで、回遊する人たちが増えて、アリーナができたことでまちの雰囲気が変わった気がする」
一方で、イベントの無い平日では人通りはまばら。池田知事が目指す「核」となるには商業施設を呼び込むなど周辺環境の整備が必要だと西成教授は話します。
(香川大学経済学部 西成典久教授)
「地元の人が商売してみようということでチャレンジショップ的にやれるようなものも必要だと思うし、東京・大阪で流行っているもの、四国にはこれまで無かったものがポップアップショップのような形で一時的に来るといった話題作りが必要」
4月からは徳島文理大学が移転するなど開発ラッシュが続くサンポートエリアにできた、あなぶきアリーナ香川。にぎわいの「核」となるべく新たなランドマークが動き始めました。
◇カウントダウンの様子
(香川県 池田豊人知事)
「香川県立アリーナ、開館いたします」
2月24日に華々しくオープンしたあなぶきアリーナ香川。多くの関係者や県民に祝福され、船出の日を迎えました。
(香川県 池田豊人知事)
「全国、世界の中でここが、人が行き交う1つの大きい核になるような場所になれば」
人が行き交う「核」のような施設に…。香川県の池田知事の期待はすぐさま実現しました。
(早川祐貴記者)
「(3月1日)午後4時前です。予定より10分早く開場しました。アリーナにどんどん人が入っていきます」
こけら落とし公演として3月1日と2日に行われたサザンオールスターズのライブ。県の内外から多くのファンが訪れ、アリーナは熱狂の渦に包まれました。心配されていた駐車場や交通機関の混雑などはほとんど起きず、ホテルは満室となるなど高松市中心部はアリーナ効果に沸きました。
(高松市 大西秀人市長)
「宿泊客という形でホテルに泊まってもらい、夕食を食べてもらったりして、かなりの経済効果があったのは間違いない」
さらに3月13日からの3日間にはアリーナを光と音で彩るプロジェクションマッピングが行われ約3万3000人が訪れました。
この1カ月の滑り出しについて、まちづくりに詳しい香川大学経済学部の西成典久教授はこう話します。
(香川大学経済学部 西成典久教授)
「これまでは駅前から海側に向けて行く人は少なかったが、海側に向けて行く人が増えたし、海側からもやってくるということで、回遊する人たちが増えて、アリーナができたことでまちの雰囲気が変わった気がする」
一方で、イベントの無い平日では人通りはまばら。池田知事が目指す「核」となるには商業施設を呼び込むなど周辺環境の整備が必要だと西成教授は話します。
(香川大学経済学部 西成典久教授)
「地元の人が商売してみようということでチャレンジショップ的にやれるようなものも必要だと思うし、東京・大阪で流行っているもの、四国にはこれまで無かったものがポップアップショップのような形で一時的に来るといった話題作りが必要」
4月からは徳島文理大学が移転するなど開発ラッシュが続くサンポートエリアにできた、あなぶきアリーナ香川。にぎわいの「核」となるべく新たなランドマークが動き始めました。