サッカー明治安田生命Ｊ２、１０位のファジアーノ岡山は、木山隆之監督不在の中、８月５日、ホームで首位・町田と対戦しました。

１万１６４人の観客が訪れたシティライトスタジアム。１試合のベンチ入り停止処分を受けた木山監督に代わり、小坂雄樹ヘッドコーチが指揮を執りました。

試合が動いたのは前半６分、右サイドからの河野のクロスに田中が上手く合わせ、２試合ぶりの２０２３シーズン４ゴール目で幸先よく先制します。

しかし、首位を独走する町田の攻撃が牙をむきます。前半のうちに同点に追いつかれると、エンドが変わった後半開始早々、ゴールを決められ逆転を許します。

追いつきたいファジアーノは、交代で入った新加入の末吉が積極的に仕掛けてＰＫを獲得しますが、キッカーの櫻川が決めきれず。

その後、追加点を許したファジアーノは、３対１で敗れて、２連敗。順位は１１位となりました。

（指揮を執った　ファジアーノ岡山・小坂雄樹ヘッドコーチ）
「木山監督がこういう状況だったけど、特に何も変わりはなく、１万人以上の人が来てくれたのに対し勝ち点をプレゼントできなかった。すごく残念に思う。責任を感じる」

一方、Ｊ３のカマタマーレ讃岐は相模原と対戦。後半アディショナルタイムに得点を許し、１対０で敗れ、順位は１７位となっています。