９月１４日、阪神タイガースが１８年ぶりにリーグ優勝を果たし岡山市内の虎ファンも歓喜の夜を迎えていました。

ＪＲ岡山駅前にある居酒屋「虎の巣」。１４日は常連だけの貸し切りとなりアレの瞬間を待ちわびていました。

（三竿雅義記者）
「阪神タイガース１８年ぶりのアレを目撃しようと、ファンが集う岡山市内の居酒屋は盛り上がっています」

１０席ほどの広さの店内に対し、１４日はその倍以上のファンが訪れました。

（ファンは）
「アレですねアレがアレでアレですわ。もうアレですまだアレです。」
「勝つ！きょう勝つ。甲子園で勝つ。」

試合は終盤、阪神が得点を重ね、７回裏の時点で２点をリードします。

（三竿雅義記者）
「７回裏、１点を加え、アレを大きく手繰り寄せました」

固唾をのんで見守るファンたち。１球ごとに歓声が上がります。そして…

「あと１人、あと１人、わー！」

（ファンは）
「選手のみんなが（亡くなった） 横田選手のユニホームを持って 喜んでいる姿を見たら涙が出た最高です本当に待ってました」
「ヤバイよぉ！やっとです…もううれしいやっと優勝と言える最高です」

（三竿雅義記者）
「熱く盛り上がっているのは阪神だけではありません備前市では地元選手の活躍で盛り上がっています」

現在パ・リーグで首位を独走するオリックス。現在マジックは７と優勝目前で、投手では山本由伸選手が、勝利数、防御率ともリーグトップ。打者では頓宮裕真選手が打率トップと、備前市出身の２人がチームを牽引しています。

（頓宮裕真後援会　安良田裕彦会長）
「頓宮裕真を知ってもらう機会が多くなりありがたい今年は最後までケガなくやってもらいたい」

２人を小学生の時に指導していた安良田裕彦さん。現在、頓宮選手の後援会長を務めていて２人の活躍を喜んでいました。

（頓宮裕真後援会　安良田裕彦会長）
「（小さいころから）体格も違ったし、頭１つ大きく恵まれた体型だった。努力家だったのが芽が出たと思う」

市役所には投打の２人を応援する特設コーナーが設けられ市を挙げた盛り上がりとなっています。

（市民）
「２人とも素晴らしい」
「マジックも７で優勝近く素晴らしい」

（備前市スポーツ振興課　大谷和真主任）
「備前市から２人もスター選手が出ているので市をあげて盛り上がっている。このまま突っ走って優勝、リーグ３連覇、日本一を目指してほしい」

岡山では隣の県ということもあり阪神ファンが多いので日本シリーズでオリックス対阪神が実現すれば大いに盛り上がりそうですね。