続いては女子サッカーのなでしこリーグ２部。１部昇格に向け負けが許されない岡山湯郷ベルは、ホームで首位の宮崎を迎え撃ちました。

（川上悠助記者）
「なでしこリーグ２部は残り３試合。１部昇格を目指す３位の岡山湯郷ベルは首位の宮崎と対戦します」

１部との入れ替え戦に挑むためには２位が必須条件。２位との勝ち点差は５で昇格に向けて後のない湯郷ベルでしたが序盤から宮崎に主導権を握られます。

前半２２分、自陣のペナルティーエリア内で相手を倒しＰＫに。これを決められ先制を許します。湯郷ベルは前半４１分、フリーキックのチャンス。キッカーは得点ランキングリーグトップの１０番・横山。これはクロスバーに嫌われ得点を奪えません。

エンドが変わった後半も、２０２３シーズン無敗の宮崎がベルゴールに迫ります。後半１４分にコーナーキックを押し込まれると、３７分にも、痛恨の３点目を取られます。首位の宮崎相手に３対０で敗れた湯郷ベル。２位の福島が勝利したため残り２試合で勝ち点差は８となり、１部昇格は２０２４シーズン以降へ持ち越しとなりました。

（中村ひかる主将）
「目標は１部昇格だったのでただただ悔しい。来年（２０２４年）絶対昇格するという強い気持ちが芽生えた」

（谷口博志監督）
「あと２試合だがしっかり勝ち点６を取って今年（２０２３年）をどう締めくくるかが大事になってくる」

一方、吉備国際大学シャルム岡山高梁は山梨と１対１で引き分けました。