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2023.11.17

岡山県内で初のエムポックス(サル痘)30代男性が感染 海外渡航歴なし【岡山】

岡山県は県内の30代の男性がかつて「サル痘」と呼ばれていたエムポックスに感染したと発表しました。県内でエムポックスの感染が確認されたのは初めてです。

エムポックスは主にアフリカで流行しているウイルスで、発疹、発熱、倦怠感などの症状が見られます。岡山県によりますと、感染したのは県内に住む30代の男性で10月20日、発熱や発疹などの症状が出たため医療機関を受診、その後、陽性が確認されました。

男性に海外渡航歴はなく、症状は回復しているということです。エムポックスは2022年5月以降、北米やヨーロッパを中心に感染が拡大し、国内でも11月10日までに218例報告されています。

厚生労働省によりますと人から人への感染はまれで、感染した人や動物の体液や、血液に触れた場合などに感染するということです。県は症状が出た場合は医療機関の受診や保健所への相談を呼びかけています。